2023年9月29日金曜日

グリューヴァインの22近況

23/9/29  NF早来

馬体重:451kg 
NFイヤリング在厩時は順調に夜間放牧を継続しながら、洗い場や鞍付け馴致を行っていました。ナダル産駒らしく、とても丈夫な逞しい体付きで、放牧地ではパワフルかつ推進力に富んだ動きを披露していました。育成厩舎へ移動した後は、状態チェックと環境への慣らしを行っています。マイペースなところはあるものの、オン・オフの切り替えがしっかりできて、人に対しても従順なので、本格的な騎乗馴致もスムーズに進めていけるものと見ています。
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

膝も使って手脚が良く動く馬で、ナダル産駒は速い動きができるのだと思います。将来は芝・ダートどちらが主戦場になるか分かりませんが、良い馬になると思います。

ソブラドラインクの22近況

23/9/29  NF早来

馬体重:472kg 
NFイヤリング在厩時は順調に夜間放牧を継続しながら、洗い場や鞍付け馴致を行っていました。春先は幾分硬さのある動きを見せていましたが、ストレッチや曳き馬を行うことで柔軟性が増し、体全体を使えるようになってきました。それに伴って放牧地での動きも変わり、しっかりとしたキャンターを繰り出せるようになりました。精神面はかなり大人びていて、鞍付けや洗い場での馴致もスムーズにこなすことができるなど、イヤリング厩舎内でもトップクラスの安定性を誇っていたほどです。育成厩舎へ移動した後は状態チェックと環境への慣らしを進めており、初期馴致を継続しつつ本格的な騎乗馴致へ移行していく方針です。
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

リアルスティール産駒は気性の激しい馬が多いので、鞍付けや馴致がスムーズにこなすことができるとは意外でした。まだトモ高ですし、今後もう一段と馬体は成長していってくれると思います。

2023年9月28日木曜日

シャンボールナイト・重賞レースに向け帰厩

 23日に美浦トレセンへ帰厩。

28日、武井調教師から「東京3週目に向けて調整を開始しました。今朝は石神騎手を背に単走でウッドチップコースに入りました。
今回も丁寧にキャンターをおろしたので、道中は多少行きたがるところもコントロールでき、折り合い面の心配はありませんでした。直線で右にもたれそうに見えましたが、騎手の感覚では気にならなかったようです。道中の息遣いや息の入りも悪く無く、この感じなら順調に仕上がってきそうです。
石神騎手からは『ここにきて少しずつ大人になってきましたね。右廻りの追い切りだと乗り難しい面もありますが、今日は左廻りでハミも抜けるところがありました。息も良く、この感じなら上手く調整していけると思います』との話でした。
馬体重は490㌔。脚もとや歩様も問題ありません。レースは石神騎手が騎乗出来ないので、難波騎手に依頼をしています。レースまでは石神騎手が調整して、当該週のスクーリングから難波騎手に乗ってもらう予定です」との連絡があった。

09/28 石神 美南W良 73.6-57.0-40.8-12.3 馬なり余力

今回も折り合い面は気にならない程度で、精神面を含め順調に来ているのだと思います。まだレースまでは時間があり、じっくりと調整し、良い状態で迎えられたらと思います。

ハンベルジャイト・馬体減りもなく順調

23/9/28  大久保厩舎

27日は栗東坂路で追い切りました(52秒6-38秒5-24秒8-12秒3)。28日は軽めの調整を行いました。「先週の帰厩後は金曜日に坂路で52秒2-12秒3という時計を出しており、今週は水曜日に追い切りました。単走で強めに追ってしっかり動けていましたし、ここまではいい感じで調整できています。最近はレースでずっと馬体が減っていたのですが、今はもうすっかり戻っていてコンディションも良好ですから、予定どおり来週の競馬に向けてこのまま仕上げていきます。鞍上は西村淳騎手と聞いています」(谷口助手)10月9日の京都競馬(3歳上2勝クラス・牝馬限定・ダ1400m)に西村淳騎手で出走を予定しています。
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

来週のレースに向け追いきられ、馬体減りもなく順調とのこと。まだ昼間は暑いのですが、朝晩は涼しくなってきたことも良い環境になったのだと思います。最後の直線が平坦になる京都コースは合いそうな感じもあり、2勝クラスでも目処の立つレースをしてくれたらと思っています。

2023年9月26日火曜日

アルシミスト・ケアしつつ乗り込み

23/9/26  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「指摘を受けた脚元を中心に、入念にケアして対応しています。調教に関しては極端に緩めることはなく、コンスタントに動かすことができていますので、この調子でケアと乗り込みを重ねていって、何とか無事に送り出す態勢を整えていけたらと思っています」(天栄担当者)
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

脚元へのケアをしつつ乗り込まれており、とにかく調教できていることで、少しずつ前へ進んで行っているのだと思います。このまま何事もなく無事に進められ、デビューできる日を気長に待ちたいと思います。

2023年9月22日金曜日

ダイヤモンドフジ・もう少しふっくらして欲しい

 9月9日よりドラゴンファームで調整中。全休明けの1日はトラックコース3周の調整を行い、その他の日は、トラックコース1周と坂路1本(18-16)中心の調整。

場長の話では「大きな疲れも無く、すぐに乗り始めています。到着時はうるさいくらいのテンションでしたが、しばらくすると落ち着きが出てきて、今は以前と同じ雰囲気で調整を進めることが出来ています。坂路では17-15も乗っており、動きは良いのでこのまま進めていけそうです」とのこと。現在の馬体重は444キロ。

元気に乗られているようですが、まだ馬体重は444キロともう少しふっくらとして欲しいところ。乗り込まれつつ馬体も増やして行ってくれたらなと思います。

2023年9月21日木曜日

ハンベルジャイト・16日に帰厩

23/9/21  大久保厩舎

20日、21日は軽めの調整を行いました。「牧場での調整も順調とのことで、先週トレセンへ帰厩しました。ここまで軽く乗りながら進めていますが、順調に立ち上げることができていますね。今朝は17-15くらいのペースでサッと動かしており、今週は今のところ金曜日に追い切るつもりです。様子を見ながら少しずつピッチを上げていきたいと思います」(谷口助手)10月9日の京都競馬(3歳上2勝クラス・牝馬限定・ダ1400m)を目標にしています。
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

16日に帰厩。明日金曜日から時計を出して追いきるようで、順調にメニューを消化していき、レースに繋げて欲しいと思います。

2023年9月19日火曜日

アルシミスト・繋靱帯部に注意しつつ・・・

23/9/19  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「慎重に様子を見ながら調教をあげてきています。脚元に関しては概ね変わりはないかなと思えるものの、先日馬体チェックを受けた際に獣医師から“繋靱帯部が少し硬くなっているからケアするように”という指示をもらいました。ぶり返すことだけは避けたいので、今後も注意深く接していきます」(天栄担当者)
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

坂路で14~15秒のキャンターを行えていますが、繋靱帯部が少し硬くなっているとのことで、注意しつつ慎重に乗り進めているようです。とにかく現状は乗り込めているので、これ以上悪化しなければ御の字。このままデビューできるまでに調整が進められて行ってくれればと思います。

2023年9月12日火曜日

ハンベルジャイト・移動に向けて順調

23/9/12  NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も順調に乗り込みが続けられており、坂路では引き続きハロン14秒ペースを取り入れて調教を行っています。コンスタントに動かしつつ馬体にも余裕がありますし、移動に向けてだいぶ態勢は整って決ました。あとはいつ声がかかってもいいようにしていきます」(NFしがらき担当者)
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

コンスタントに動かしつつ馬体も維持できているようで、移動に向けて順調にきているようです。まだ暑さは続いていますが、朝晩はいくらか涼しくなってきましたので、馬にとっても良い時期なのかなと思ってます。このまま無事に帰厩できれば・・・

アルシミスト・右前脚の状態は安定

23/9/12  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「乗り出して以降も負担のかかっていた右前脚の状態は安定しています。まだ様子見の段階ではあるものの、調教強度を徐々に高めていけそうかなと捉えていますので、上手く上げていって何とか態勢を整えていければと思っています。馬体重は518キロです」(天栄担当者)
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

乗り出しても右前脚の状態は安定しているとのこと。少しずつでも前進できているように思え、良い経過を辿っている感じです。今はただ、このまま無事に進んでいってくれることを願いたいと思います。

2023年9月6日水曜日

シャンボールナイト・重賞東京ハイジャンプを目標に

6日、武井調教師から「レース後は右前に軽い外傷がある程度で、歩様や筋肉の張りも問題ありません。昨日、大東のセグチレーシングS(チバ)へ放牧に出しました。次走は、10月の東京ハイジャンプ(JGⅢ)を考えています」との連絡があった。


レース後軽い外傷を負ったようですが、その他は問題なく、放牧に出し東京ハイジャンプを目標に調整されるようです。パドックの周回を見ても8歳にして、トモが立派になってきており、今が充実期のような感じもしています。次に向けて順調に進むよう願っております。

ダイヤモンドフジ・一息入れ放牧へ

 9月3日・小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に出走し4着。

6日、宮本調教師からは「今日はまだ運動のみになりますが、レース後も脚もと等に問題は無さそうです。ここしばらく芝1,200mの番組があまり組まれておらず、権利が使える阪神のレースも検討はしましたが、暑い時期に遠征して頑張って走ってくれたので、ここで一息入れさせたいと思います」との連絡が入っている。

レース後も脚元に問題はないようですが、暑い時期に2回遠征し馬体もギリギリでしたので、一息入れて放牧は良いと思います。元々休み明けが一番走る馬ですので、リッフレッシュして馬体をふっくらさせて欲しいと思います。

2023年9月5日火曜日

ハンベルジャイト・馬体減りもなく順調

23/9/5  NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も坂路ではハロン14秒ペースを取り入れています。登坂本数も増やしながらの調整ですが、馬体減りもなく体調は良好です。厩舎サイドとも話をしながら進めていますが、そろそろ移動を考えていくことになりそうです」(NFしがらき担当者)
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

乗り込まれても馬体減りもないようで、至って順調。朝晩はいくらか涼しくなってきましたので、体調も良いのだと思います。このまま移動に向けて進めてくれたらと思います。

アルシミスト・坂路で乗れるまでになり

23/9/5  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を取り入れています。「先週あたりから無理のないように気を付けつつ乗り出しましたが、その後も継続できていますよ。まだ毎日しっかりと乗るというところまでは行わないようにしていて、今週も昨日は坂路で軽めのキャンター調整を行いましたが、今日はトレッドミルだけにとどめています」(天栄担当者)
「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

坂路でも乗れるようになり、着実に前進していると思います。まだ慎重に進められている感じですが、このまま何事もなくメニューをこなしていってくれたらと思います。

2023年9月3日日曜日

ダイヤモンドフジ・伸びきれず4着

9月3日(日)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で出走し4着。

宮本調教師からは「良い位置で流れに乗り、直線に向かうときにはこの手応えなら勝てると思ったのですが、大外からの馬に最後で交わされてしまいました。

国分恭介騎手は『ブリンカーの効果はあった』と話しており、今日のようにスムーズな競馬が出来ていれば近い内にチャンスがあると思います。
この後のことはレース後の状態を見て検討します」との連絡が入っている。

速い流れを見る形で絶好の位置にいると思いましたが、最後の直線では思ったほど伸びず後ろの馬に交わされての4着でした。馬自身は頑張って走っていましたが、いつも休み明けが1番走る馬であり、今回も馬体は維持できたものの前走よりはパフォーマンスが落ちていた感じでした。疲れが溜まりやすいタイプなのか?個人的には少しリフレッシュして間隔を開けて、次で勝つくらいの気持ちで向かってくれたらなと思っております。

2023年9月2日土曜日

シャンボールナイト・障害OP戦を連勝!

9月2日(土)新潟・障害オープン(3歳以上・芝3,250㍍)に石神騎手で出走し見事2連勝を飾った。勝ち時計は3分37秒0。

武井調教師から「今回は調教の段階から馬に落ち着きがあり、レースでもその良さを出すことが出来ました。8歳にして、ようやく教えてきたことが開花したのかも知れません。
石神騎手からは『空馬に絡まれた時に一瞬エキサイトしましたが、直ぐに落ち着きを取り戻してくれました。スムーズにマイペースで運ぶことができ、残り600㍍で並びかけられた時も、勝つ自信はありました。今日は頭数も少なかったですし、しっかりと勝ち切れて良かったです』との話でした。
オープン戦を連勝しましたので、この後は重賞に挑戦することも考えています。ここで短期放牧に出して、態勢を整えていきます」との連絡があった。

OPを勝ち他馬よりも1キロ重い斤量でしたが、途中カラ馬に絡まれても落ち着いて走れ、連勝を飾ってくれました。今後は重賞挑戦も視野にあるようで、まずはレース後も脚元が無事であることを願っております。