アイリスクォーツ・キックバックを嫌がりシンガリ負け

23/3/4 　高野厩舎

４日の阪神競馬では五分のスタートから押して好位の後ろにつける。そのままスムーズに追走するが、勝負どころから手応えが悪くなり、最後は一杯になって８着。「今日はいい結果にならず申し訳ありませんでした。ジョッキーとは２、３番手の後ろに付けられればという話をしていたのですが、走る気は見せていて思惑どおりのポジションを取れていたんです。ただ、ジョッキーによると“馬の後ろに入れようとしたところキックバックを嫌がる素振りをしたので外目を回しました”とのことで、少頭数の割にはペースが流れる中、外、外を回らざるを得なくなったのが結果的に苦しかったかもしれません。それでも最後まで止めずに走ってくれましたし、なんとか次に繋げられればと思います」（高野師）ここは仕切り直しの一戦になりましたが、道中の行きっぷりは良かったものの、キックバックを嫌がって外を回る形になり、最後は苦しくなってしまいました。ペースも速く厳しい競馬になりましたが、前向きさを持ってレースに臨めていたとのことでしたし、ここを使っての上積みに期待したいところです。この後は馬体を確認してから検討します。

「キャロットクラブより転載の許可を得ています」

ゲートの中で落ち着けられず出負け気味にスタートし、行けなかったこともあり、キックバックを嫌がり・・・。距離が長かったにせよ負け過ぎで、現状は逃げないとダメな馬になってしまってるのだと思います。砂の深い地方交流戦で、スンナリ行けたら・・・