24/3/9 木村厩舎
9日の中山競馬では五分のスタートを切り3番手の内を進む。途中からペースが上がり出しても好位をキープしつつ勝負どころから進出して直線で追うと叩き合いになり、最後はクビの上げ下げになり、わずかに制して優勝。「前回から続けての競馬でしたが、レースへ向かうにあたり変に乱れることはありませんでした。パドックでも彼なりに落ち着いて歩いていたように思えましたし、返し馬でも集中できていたように感じました。競馬へ行っても前半からいい位置を取ることができていたあたりを見てもベースは下がっていなかったと思えますし、しっかりやって臨めたのではないかと感じていましたが、直線ではさすがにヒヤヒヤしましたね…。ルメールさんに聞くと『正直もっと楽に抜けると思いましたが、先頭に立って少し気持ちが楽になったのかモタモタしてしまいました。手前も替えなかったですね…』と言っていましたね。まだこれからな部分があるのでしょう。良いところとも言えますし、とにもかくにも勝つことができたということが大きいですし、時間をかけながら良くしていけたらと思います。会員の皆さま、おめでとうございました」(木村師)ダート替わりとなった前走で前進を見せてくれましたし、順当に行けばチャンスは大きいと思える内容でもありましたので、ここは何とか決めてほしいという思いで送り出しました。実際は際どい勝負になったものの、無事に結果を出すことができてホッとしています。連戦後なので放牧に出す公算が高いですが、まずはレース後の状態を見てから今後のことについて検討していきます。「キャロットクラブより転載の許可を得ています」
内目の枠番で心配されましたが、今日はスタートして一完歩目は遅かったものの、すぐに先団へついて行き絶好の位置でレースが進められました。ゴール前ではハナ差の辛勝でしたが、叩き合って勝ったことが良く、とにかく一つ勝ててゆっくりできることが大きいと思います。脚元に不安がある馬ですので、硬い馬場を走ったあとだけに無事を祈りつつ、苦労して仕上げてくれた関係者の方々に感謝致します。