24/7/13 大久保厩舎
13日の小倉競馬ではスタートして外目5番手あたりを追走する。4コーナーで早めに前へと並びかけていくと、直前半ばで抜け出して見事優勝。「強かったですね。道中は2番手の人気馬を目標にしながら進めたのですが、思いのほか手応えが良すぎため、ちょっと早めに抜け出す形になってしまいました。ただ、最後までしっかり集中して走ってくれていましたし、現状ではこういう短めのところが合っているのかもしれませんね。今日はありがとうございました」(幸騎手)「ありがとうございました。この条件で集中できればと思って送り出したのですが、その通りの競馬をしてくれましたね。最近はなかなか思うような走りができていませんでしたから、こうして結果を出すことができて本当に良かったです。詰めて使うのもこの馬の精神的には良くないですから、少し間隔を空けてから次走に臨もうと考えています」(大久保師)帰厩からの調整は順調に来ましたし、あとは1000mへの距離短縮で新味を期待したところ、強い内容で見事に変わり身を見せてくれました。長いところだと集中力が続かないようなので、現状では短いほうが合っているのでしょう。今後もそういう条件を狙って次の勝利を目指していければと思います。「キャロットクラブより転載の許可を得ています」
なんと!優勝!?
近走が1200m戦でも交わされて大きく失速して負けていましたので、1000m戦になっても粘れるか?半信半疑でしたが、外目追走で力むことなく走れ、最後の直線で3馬身半突き放す嘘のような強い勝ち方をしてくれました。
幸騎手がスタートからガツンと気持ちを入れてしまうのではなく、自然な形で追走してくれたことで、末脚を繰り出すことができたのが、大きかったと思います。大久保師が辛抱強く使ってくれ、報われた感じのレースになり、今後はスプリント戦になっても、自然な形で追走できれば頑張れるのではないか?と期待が持てるレースでした。