25/5/3 佐藤悠厩舎
3日の京都競馬では五分のスタートから出たなりで好位につける。前を見ながら手応えよく進み、直線半ばで前が狭くなるも内に進路を切り替えてしっかり伸び、見事優勝。「今日はありがとうございました。ゲートはポンと出ましたが、無理せず好位で運びました。道中は抱えて運べましたし、ペースが変わったところでも慌てず周囲を見る余裕がありました。直線外から来られて進路を内に切り替えましたが、その時もいい反応でしたし、最後までいい脚でしたね。今日はいいスタートを切ってレース運びの選択肢の幅が広がったのが大きかったと思います。まだ成長の余地がありますし、これからも楽しみです」(吉村騎手)「スタートは良かったですが、ジョッキーが無理せず好位で進めてくれたのは良かったですね。最後もしんどいところ、馬が最後までよく頑張ってくれました。プラス体重でも細く見えるぐらいの造りで、今日は締まり気味の馬場も合ったように思います。これから骨格に見合う筋肉がついてくればもっと良くなってくるでしょうし、大切に育てていきたいです。今日は本当にありがとうございました」(佐藤悠師)前走は楽な勝ち方でしたし、重賞のここでどれだけやれるか楽しみにして送り出しましたが、ジョッキーがうまく導いてくれて、直線しっかり脚を使って見事な勝利となりました。管理する佐藤調教師にとってもバースデー初重賞勝利ということで、喜ばしい限りです。この後については馬体をしっかりチェックしてから検討していきます。「キャロットクラブより転載の許可を得ています」
良馬場で力の要る馬場の方が良かったと思っていましたが、上りの速い勝負になっても抜け出す時のスピードを見せての勝利で、想像以上の走りをしてくれました。ただし、内が開いたから良かったものの、外からフタをされてしまった展開は2走前と同じですので、危なかったと思います。内枠に入った時は課題を残しつつもスムースにさえ走れれば力はある馬で、事実上の東京ダービーの権利を取りましたので、目指して欲しいと思います。まずは無事に過ごして欲しいと思います。